長期優良住宅は長期有料住宅?
- 2017年11月27日
おはようございます(^^)
自宅はメンテナンスのコストを抑えられるようにしました、ファイナンシャルプランナーの小川です。
最近いただいたご質問
「長期優良住宅のメリットデメリットってなんですか?」
長期優良住宅とは、30年が寿命といわれる日本の住宅を100年以上長持ちするように所定の性能やを確保しメンテナンスの計画を立ててある家が認定される住宅のことです。
耐震性、断熱性、耐劣化性等一定の水準をクリアすること、また計画的にメンテナンスをすることが義務付けられています。
メリットは一定水準以上の性能を確保できること、計画通りメンテナンスを行うことで住宅の寿命を延ばすことができ、税金やフラット35の金利の優遇を受けられる等色々あり、補助金の対象になることもあり合計するとなかなかなお得なものではあります。
しかし、反面デメリットとしてメンテナンスのコストが掛かります。
長期優良住宅でなくともメンテナンスは大事なことですが、そのときに傷み具合の様子を見ながらメンテナンスを行っていくことになります。
しかし、長期優良住宅では決められた時期にメンテナンスが義務付けられ、耐用年数を過ぎた資材はまだ大丈夫だと思っても交換が義務付けられています。
長期間に渡りお金が掛かる、別名「長期有料住宅」なんてとある講演会では講師の方が揶揄してました。
また、長期優良住宅の認定を受けいても残念ながら住宅が長持ちするわけではありません。
住宅が傷む原因は長期優良住宅の原因以外にも無数にありますので。
そのポイントを理解してしっかり施工してくれる会社に任せるのならば本物の長期優良住宅になりますが、そうでなければ30年どころか20年で寿命が来てしまうかもしれませんね。