原発、どう思いますか?
- 2018年04月30日
こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの小川です。
突然ですが、あなたは原発についてどう思いますか?
「原発が無ければ火力発電に頼ることになる!そうなればCO2の排出や燃焼ガスで空気が汚れてしまう。クリーンなエネルギーを生み出すため推進すべきだ!」
という推進派の考え
「原発の代わりになるエネルギーが見つかるまで動かした方が良いのではないか・・・?」
という容認派の考え
「事故が起きたら取り返しがつかないことになる。早急に廃炉にすべきだ!」
という反対派の考え
政治にはあまり関心が無いという方も多いかと思いますが、福島第一原発の事故以後原発に関しては皆さんそれなりにお考えをお持ちなのではないかと思います。
どの考えの方にも共通する目的は
「安全でクリーンなエネルギーで豊かな暮らしを送りたい」
ということが全員に共通する願いであり目的なのではないでしょうか。
賛成か反対か、その中間か、考え方を問わず目的のために私達自身がまずできることをすることって大事なことですよね。
さて、特にこれからマイホームをお考えの方も原発やエネルギー問題について関心をお持ちで意見ををお持ちの方も多いでしょう。
クリーンなエネルギーで豊かな暮らしを送るために、あなたが必ず考えておくべきことは建物の『断熱性能』や『省エネ性能』についてです。
断熱性能とは、冬は暖房の熱を外に逃がさず、夏は外の熱さを室内に伝えないための性能のことです。
つまり、夏は室内が暑くなりにくい、冬は寒くなりにくいため、断熱性能をUPさせれば冷暖房の効きが良くなり、結果的に電気や灯油等の消費を抑えることができるわけです。
暑い夏に冷房を我慢する
寒い冬に暖房を我慢する
そんな我慢をしなくてもエネルギーを極力抑えて快適な生活を実現するための性能が断熱性能です。
そして、実は断熱性能を正しく施工し向上させることは建物を傷み難く、住む人にも優しく、光熱費の節約にもなり、何より地球に優しい家になります。
実は日本政府も家庭のエネルギー消費量を抑制するために2020年以降ある一定程度の断熱性、省エネ性能を持った家でないと新築できなくなるという決まりを作りました。
大手ハウスメーカーはほぼクリアしている基準ではありますが、建築会社によってはまだまだこの基準を正しく理解されていない会社も多くありますので正しい選び方を知ることが大事ですね。
次回は断熱と省エネについてもう少し詳しくお話します。