保育料がタダ!
- 2018年05月12日
こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの小川です。
昨年秋の選挙で与党の公約の中に幼児教育無償化が謳われており、現在適用範囲をどうするか議論されています。
当初は認可外の保育園は対象外にされていましたが、一部認可外も認める方針で話が進んでいますね。
政府は2020年度までに3歳~5歳までの幼児教育を無償化するという方針で現在動いておりますので、2020年4月には実現する予定です。
これ、私達子育て世代にはすごく助かりますよね。
もう20年早く少子化対策としてこの政策に取り組んでいれば少子化の歯止めになったのではないでしょうか。
保育料はその人の所得によって異なりますが、毎月2万円、3万円といった金額が無くなるわけですから、年間にすると何十万円という金額の差になり、3年間の間に総額100万円前後の差になることも多いわけです。
これは住宅購入予定の方にとっては追い風です。
例えば、1歳くらいまでのお子さんがいらっしゃる方にとっては本来かかるはずだった保育料が無くなるわけですので、出費が浮いた分は全額貯金してもらえば100万円貯蓄を増やせることになりますよね。
お子様の進学資金、住宅ローンの繰り上げ返済に充てるお金など、これまでよりもゆとりを持って将来のために充てることができるわけです。
しかし、
「やったー、保育料がタダだ!」
と、こう思って使ってしまったら本末転倒です。
勿論本当に使いたいことにお金を使うのは良いのですが、ただ何となく目的も無く使ってしまうことは避けたいところですね。
浮いた保育料の分、あなたは何のために使いますか?
しっかり計画を立てて有意義な使い方をしたいものですよね。