離乳食に大量の添加物が入っていたら・・・?
- 2018年05月25日
こんにちは(^^)
ファイナンシャルプランナーの小川です。
我が家の長女も先日10ヶ月になり、3食離乳食を食べてすくすくと(ぶくぶくと?)育っています。
今はレンジでチンして簡単にできる冷凍の離乳食があったり、なかなか便利で重宝していますが離乳食用の食品を選ぶときって「国産100%」とか「オーガニック」「無添加」とか、こんなワードが気になってきませんか?
元々気にしていなかったけど赤ちゃんが生まれたことがきっかけで食べ物に気を遣うようになったという方も多いのではないでしょうか。
しかし、食べ物には注意しているけど、多くの方が知らずに体に取入れている有害物質があります。
それは『住まいの空気』に含まれている化学物質のことです。
『シックハウス症候群』という言葉は聞いたことがあるのではないかと思いますが、シックハウス症候群とは住宅の壁紙、床材等から発散されるホルムアルデヒド等の化学物質や、カビやダニによる健康被害の総称です。
いわゆる『新築の匂い』がこの原因物質になるわけですね。
それによって頭痛や目まい、吐き気などの健康被害が発生していたため、政府は住宅に24時間換気扇による換気をシックハウス症候群予防のために義務付けたのでした。
しかし、実はせっかく24時間換気をしても、住宅の性能によってあまり機能しないという場合もあるのです。
その理由とは
家が隙間だらけで計画的な換気ができない
ということです。
日本の一般的な住宅には目に見えないところにあちこち隙間が空いています。
せっかく換気をしても、それらの隙間から空気を引っ張ってきてしまい、家の中をくまなく換気できなくなってしまうのです。
これは大手の住宅会社で高気密・高断熱に強いメーカーの水準でも予定している換気の半分程度くらいしかできていないということになり、隙間が大きければ大きいほど室内の換気にムラができてしまい新鮮な空気が入ってきにくいということになります。
すると、家の中の建材から発散される有害物質が換気されないまま家に溜まってしまい、私達は家にいるとき常にその有害物質が充満した空気を体内に取り込んでしまうわけです。
私達大人も当然ですが、お子さんがいらっしゃるご家庭の方は特に注意しなければならないことですよね。
せっかく食事に気をつかっていても、眠っている間も起きている間も、外出している時間以外は常に有害な化学物質が大量に含まれた空気を吸ってしまうことになってしまうのですから・・・。
床や柱は無垢材を利用したり、壁紙も和紙を使ったり等、シックハウスの原因物質の発散を少なくすることは可能です。
しかし、完全に有害物質を避けることは不可能で、食事の添加物を避けるよりも難しいことです。
ですので、発散した有害物質をしっかり換気して排出させることが必要不可欠なのです。
住宅会社の中には
「自然素材を使っているから」
という理由で有害物質の発散が少ないことをPRしている会社もありますが、残念ながら換気が計画的にできていなければそんな自然素材の恩恵も半減です。
自然素材よりもまずは計画換気!
そして、計画的に換気を行うには『気密』性能が最も重要なのです。
次回は気密性能についてもう少し詳しくお伝えしますね。