学資保険はどうしたらいいの?
- 2018年06月18日
こんにちは(^^)
試験勉強のため2週間ほどブログ更新をさぼっておりました、ファイナンシャルプランナーの小川です。
毎週2回更新を目指し続けておりましたが、試験勉強と仕事と育児の両立は予想以上に大変で、ブログの時間を削らざるを得ず2週間お休みさせていただきました。
よく我が家の長女と同じくいらいのお子さんを持つお母さんからは
「学資保険ってどこにしましたか?」
とか
「入った方が良いの?」
と聞かれます。
中には「学資保険の代わりにドル建ての保険を勧められてるんですがどうですか?」という質問もあったりします。
『お子様の教育費とマイホームは密接に関連している』
これからマイホームをお考えの方はほとんどがまだお子さんが小さかったりで教育費をこれから貯めていこうという状況の人です。
すると、学資保険や進学資金の積立のお話はほとんどのご家庭で出てきます。
私個人的な選択ですのであくまで参考としてご覧いただきたいのですが、私は学資保険は使っておりません。
理由は簡単で、今の学資保険はどの会社も18年の間にもし解約したら払ったお金よりも減ってしまうリスクがあり、それでいながら18歳になっても良くて払った分よりほんのちょっと増えて返してもらえる程度。
リスクに見合ったリターンが無いと判断したためです。
同じリスクを負うならば銀行の定期積金に積み立てしながら投資信託も一緒に買い続けて積み立てた方が学資保険よりもリスクを抑えながら大きなリターンも期待できます。
よく私達のお父さん、お母さんの世代の方は
「学資保険に入った方が良いよ」
「個人年金に入っておきなさい」
と、このようにアドバイスすることが多々あります。
しかし、残念ながらそのアドバイスは今では適切とも言えなくなってきています。
私達の世代のお父さんお母さんがまだ若かった頃は定期預金に預ければ10年で倍になって返ってきたような超好金利な時代でした。
なので、その時に入った学資保険や個人年金は満期になれば倍くらいに殖えてお金を返してもらえたのです。
その時の経験があるので私達のお父さん、お母さん世代の方たちは学資保険や個人年金を利用することを勧めていますが、残念ながら今は時代が違います。
銀行に預けてもかつては10年で倍になっていた時代から、今は7万年も預けなければお金が
倍にならない超低金利な時代になっています。
学資保険や個人年金は効率よく進学資金を貯める手段ではなくなってきているのです。
進学資金を確実に貯めていただくことが第一に考えていただきたいことですので、そのための手段として学資保険は良いツールではありますが、毎月確実にお金を貯めておきたいのならば学資保険という選択肢に縛られずに他の手段を検討してみるのも良いでしょう。
ちなみに私は『変額個人年金』というものと『積立NISA』の二本立てで娘の進学資金の準備を始めています。