住宅ローンと保険の切っても切れない関係
- 2018年06月25日
こんにちは(^^)
ファイナンシャルプランナーの小川です。
「ローンを組む時は必ず保険を見直して下さい」
このように私はお伝えしております。
理由は二つあります。
- 保険のムダを減らすことで家計の余裕を増やし住宅ローンの返済の負担を軽くするため
- 住宅ローンの団体信用生命保険と民間の生命保険会社の保険をどのように組合せ、万が一のときだけでなく、ケガや病気で働けなくなってしまった場合に対策するかを考えるため
住宅ローンの団体信用生命保険には昔ながらの「死亡・高度障害状態」でローンの支払いが免除になるタイプに加え、「がんや三大疾病で所定の状態」になったときにもローンの支払いが不要、その他「所定の障害状態」」でもローンの支払いが免除になるタイプの保険も登場してきています。
万が一のときだけでなく働けなくなってローンが返済不能に陥るリスクはこういった要因でも起きてしまいますので対策を考えておくことは大切です。
多くの方はそんなことにならずにローンを完済されることになるのでしょうが、大きな病気をしてしまい収入が激減、ローンの返済が大変になってしまうという方もいらっしゃいます。
しかし、保障範囲を拡大すればするほど当然のことながらその分金利が上乗せになり、毎月のローンの返済負担が増えるということになります。
三大疾病でローンの支払いを免除にしたいけど、毎月の負担が5000円も増えてしまう
保障範囲を拡大すればこんなことがあります。
「対策はしたいけどそんなに支払い額が増えるのはちょっと・・・・」
と思われる方も多いのではないでしょうかね。
そんなときに例えば民間の保険で3大疾病になったらローンの支払いは免除にはならないけど、収入を補てんしてもらえるようなもので対策してあげたりすればある程度収入減少のリスクにも対策しながら保険料を安く済ませることもできるわけです。
『毎月5000円高くなるはずだったのに毎月たったの数百円高くなるだけで済む』
考え方次第ではこのように節約することも可能なのです。
毎月4000円違えばローンの総支払額は150万円近く差が出る場合もありますよね。
住宅ローンの保障と民間の保険、上手く組み合わせてあげることがリスクに対策するため、コストを抑えるためにも有効です。
なので、ローンを組む際には今の保険の内容と団体信用生命保険の内容を併せて必要な保障を再検討してみることが大切なのです。