冷房でカビが大量発生??夏の結露にご用心
- 2018年07月09日
こんにちは(^^)
ファイナンシャルプランナーの小川です。
ジメジメ蒸し暑いこの時期、まとわりついてくるような湿気が不快な時期ですよね。
部屋の中も蒸し暑くなり、エアコンを使いたくなってきますよね。
さて、そのエアコンの使い方を間違えると家がカビだらけになってしまうかもしれないって、ご存知でしたか??
その原因が冷房によって発生する
『結露』
です。
「え?夏に結露??」
と不思議に思われる方も多いかもしれませんね。
結露と言えば冬のイメージがありますが、夏にも知らないところで結露が大量に発生しています。
ほぼ全員該当すると思われる場所が、まずはエアコンの内部です。
この時期に冷房を使っているとき、エアコンの吹き出し口を触ってみると結露しているはずです。
それがエアコンの内部でも同じことが起きています。
さて、そしてそのままエアコンを停止すればエアコン内部の空気が換気されず、結露が大量に発生して湿った環境でカビが大好きな環境になってしまうわけです。
ホコリが溜まっていたりすれば猶更。
そしてエアコンの空気がカビ臭くなってしまい、カビの胞子を家の中に大放出してしまうわけです。
もちろんそんな空気が体に良いわけはありませんよね。
喘息やアレルギー等の健康被害に直結します。
対策としてはエアコンのフィルターを掃除してあげることと、カビを生えさせないためには冷房を仕様した後には必ず送風運転をすることでエアコン内部に空気を通し結露を乾燥させカビを生えにくい状態にすることができます。
ちなみに我が家は全館空調で冷暖房を使用していないときでも送風機能を使い、家中の空気を365日24時間常にエアコンの送風機能で循環させています。
それでも電気代はほとんど掛からず、先月分は除湿を一ヶ月の半分くらい使っていましたがオール電化で月の電気代は7000円程度です。
送風運転ではほとんど電気を使わないためカビ予防のために活用してみましょう。
また、室内の空気を冷やし過ぎると目に見えない壁の内側でも結露が発生してしまいるのをご存知でしたか?
例えば、外の気温が28℃で、湿度が90%くらいだったとします。
この空気は26℃に冷やされると飽和水蒸気量を超えてしまい結露するようになります。
例えば、家の中をエアコンを使って24℃くらいに冷やした場合、そとの蒸し暑く湿った空気が家に空いた隙間から漏れた冷気によって冷やされ、壁の内側で結露が発生することがあります。
そうなると壁の内側でカビが発生するようになり、喘息やアレルギー等の健康被害をもたらすだけでなく、柱を弱らせる原因にもなるのです。
気温が30℃を超えるような真夏日には冷房を使い気温を下げてあげることは大事ですが、湿度が高い日は気温を下げるよりも湿度を下げることを考え、除湿を使い室温を下げ過ぎないようにすることも重要です。
気温が28℃くらいでも湿度が50%くらいまでに下がっていればカラっとしていて気温を下げるよりも体への負担が少なく快適な環境になります。
このようにエアコンの使い方でカビを抑制するか、大量発生させるかが変わってきます。
知らないままだと小さなお子さんにカビの胞子を起きてるときも寝ているときも大量に吸わせてしまい、喘息やアレルギーで苦しい思いをさせてしまうかもしれません。
気温が高いときは冷房を使う
湿度が高いときは除湿を使う
エアコンを使用した後はしばらく送風でエアコン内部に湿気を籠らせないようにする
やるべきことをたったこれだけのことですので、是非心がけてみてくださいね。