酷暑を快適に、電気代を安く乗り切れる家づくり
- 2018年07月23日
こんにちは(^^)
ファインナンシャルプランナーの小川です。
連日35℃前後の暑い日が続く県内、暑さでバテているという方も多いのではないでしょうかね。
暑いとついつい冷たいものをよく飲みますが、冷たいものの飲み過ぎは胃腸や内臓の働きを弱まらせます。
すると、食べ物を消化する能力が低下し、食欲不振に繋がり夏バテを助長することにもなりますので冷たいものの摂りすぎはご注意下さいね。
さて、今日はおうちの断熱のお話です。
このくらい暑い日が続くともう冷房無しでは大変ですよね。
そして、将来的にはもう40℃超が当たり前になってくるというのが専門家の見方です。
益々冷房の必要性が高まりますよね。
さて、そんな中で少ないエネルギーで家の中を快適にすることもできます。
そのために大切なのが外の熱を室内に伝えないこと、つまり
『断熱』
です。
断熱性能の高い家は弱い冷房でも室内を快適な環境に保つことができます。
そのため、家の中を快適にしても電気代はそんなに掛かりません。
今後さらに夏の気温が上がると予測されていますので断熱性能の向上から受けられる恩恵は今後さらに大きくなりそうですね。
政府は2020年以降新築する住宅には断熱性能を含めた省エネ性能の基準を満たすことを義務化し、断熱性能の低い家やエネルギーを大量消費する家の新築を禁止しています。
また、既存の住宅についても断熱性能アップのためのリフォームにも補助金を出しています。
断熱性能の高い家は光熱費を安くすることもできますので家の価格自体は高くなりますがその後の出費を抑えることができます。
酷暑を快適に乗り切るため、また寒い冬を快適に過ごすため、無理の無い予算の範囲で断熱性能の向上について検討してみましょう。
しかし、断熱性能を向上させても家に隙間が空いてしまっていると隙間から外の熱い空気を入れてしまい効果は半減です。
そのため、断熱性能をしっかり活かすには家の中の隙間をほとんど空いていない状態にすること、つまり
『気密』
が大切になります。
しかし、この『気密』については最低限の基準はなく、建築会社によって家中の隙間が付箋一枚分しか無い家もあれば、窓1枚分空いているという隙間だらけな家もあり、施工品質がバラバラです。
なので、断熱性能と、それをしっかり活かせる気密を確保することが大切で、しっかり施工できる会社を見極めなければなりません。
予算の都合で家の広さやその他こだわりたい点を優先させることもあるでしょうが、将来夏の暑さがさらに厳しくなっても家の中を少ないエネルギーで快適にするために、断熱と気密、この2つの性能は今後さらに意識して家を建てる必要がありますね。