なぜ「変」がつくほどの車好きが愛車を手放したか
- 2018年10月02日
こんにちは(^^)
車が大好きなファイナンシャルプランナーの小川です。
私は免許を取ってから車が好きになり、学生の頃は学業そっちのけでバイトに明け暮れて貯めたお金で軽自動車を改造し競技デビューし、ユーノスロードスターという小さなスポーツカーを購入し、20代前半は自動車競技に夢中になっていました。
ローカルな大会でシリーズ優勝を納めた後、公式戦で表彰台に上り、関東の同じロードスター乗り関東のが集まる大会では同じ新潟県の当時のライバルと二人で表彰台上位を独占したこともあります。(100分の6秒という僅差で2位だった悔しさは忘れません)
そのくらい車が好きだった私ですが、一昨年我が家を新築する直前、11年乗った愛車を放しました。
ちょうど車検のタイミングというのもありましたが、理由はこんなことです。
・家という大きな買い物をするため固定費はなるべく減らしておきたい
・子供が生まれたら愛車に乗る機会が少なくなる
車は持っているだけでもお金が掛かります。
2年に一回車検があり、タイヤも何年かに一回買い替え、オイルも時々交換が必要になり、自動車保険に税金に・・・。
ロードスターを維持するより軽自動車に乗り変えた方が維持費は月額に換算して1万円近く差が出る。
そして、がんばって維持しても子供が生まれてあまり乗る機会も無くなるし、それなら誰か好きな人に乗ってもらった方が良い・・・
このように考え、「変」がつくほどの車好きは愛車を手放すことにしたのでした。
実際子供が生まれると子供が可愛過ぎるわけで、愛車に乗る時間はほとんどなくなったことでしょうね(^^;)
子供が成長し、そのうち遊んでくれなくなったらまた買ってゆっくり遊べばいいわけですしね。
私は必ずお伝えしていることですが、家を買うということはこれから20年、30年もの長い期間を掛けて大きな住宅ローンを支払っていくことになり、今後の人生そのものを考えるべき大きなイベントです。
ですので、それに伴って今のお金の使い方も考え直してあげる必要があります。
私と同じように家を買うのだから何かを我慢しなければならないというわけではありません。
『支出に優先順位をつける』
これが大事です。
家にお金を掛けるよりも大事なことがあるならば、逆に家の予算を抑えてもっと大事なことにお金を使えるようにしないと家づくりがきっかけで本当にやりたいことができず一生後悔してしまうことにもなります。
反対に、家にお金を掛けたいのに優先順位が低いことのためにお金を使ってしまっているままでは妥協しなくてもよかったところを妥協しなければならなくなります。
家を買った後の生き方のこと、それに伴うお金の使い方、考えてみましょう。