もしもローンの返済がきつくなったら・・・①
- 2019年07月08日
こんにちは!
FPネットLIVRA 代表FPの小川です。
先週は働き方改革で残業が減り、住宅ローンの返済が大変になり、返済が滞ってしまったりマイホームを手放さなければならないという方が増えてしまっているというお話をお伝えしました。
もちろん、残業代をアテにせずに無理せず返済できる予算でローンを組む必要がありますが、今日はもし今現状で返済が大変になってしまっている方に、大切なマイホームを手放さなくてよい方法についてお伝えします。
まず先にお伝えしたいことは、住宅ローンが返済不能になればあなたはマイホームを取り上げられてしまい、家を失っても借金だけ払わなきゃいけないという事態になってしまう可能性があります。
マイホームというのはそれだけの買い物で、お金を借りるということはそういうことです。
あなたにそんなことにはなって欲しくはありません。
なので、「よくわからない」 「なんとかなるでしょ」でローンを組むのはやめていただきたいのです。
でも、もしローンの返済が大変になってしまった方も、場合によっては最悪の事態を回避することができるかもしれません。
そのための方法をお伝えします。
①家計の見直し
これをまず最初にやってください。
家計簿をつけてない方はまず家計簿をつけて下さい。
今の収入に対して毎月、毎年どれくらいの出費があって、プラスマイナスどれくらいなのか?
毎月の家計の余裕を増やす、マイナスを改善するにはまず支出の見直しが一番です。
・生命保険料の見直し
「よくわからないけど生命保険料を毎月払っている。」「知人、友人、親戚の方が保険会社、代理店に勤務していてその人から入っていて任せている。」
そんな方は保険料の見直しで毎月数千円~数万円の支出を減らすこともできます。
・通信費の見直し
携帯電話を大手のキャリアから格安SIMに切り替えする。
これで同じく数千円~数万円の支出を減らすことが可能です。
等、あまりストレス無く毎月の余裕を増やすことも可能です。
生命保険料と通信費で毎月3万円~4万円程度支出を減らすことができたケースもあります。
もちろん、飲み会や日ごろの出費を減らすことが必要な場合もありますが、まずは削っても困らない、ストレスにならないところからはじめてみましょう。
②銀行への金利引き下げ交渉
返済が滞る前に、金融機関に現在返済している金利を引き下げし、返済額を減らしてもらうことができる場合もあります。
特に2015年以前にマイホームを購入した方の場合、マイナス金利政策の影響で借り入れたときよりも現在の金利が下がっている場合があります。
金利を引き下げすることで毎月の支出を減らすことも可能です。
以上、2つがストレス無く出費を見直せるポイントです。
個人年金保険や学資保険等契約されている方は解約、払い済み等も検討してみましょう。
返済の余裕が無いなら余裕を増やしてあげることをまずは考えていただければと思います。
「そうは言っても、知識も無いしどうしたらよいかわからない・・・」
という方のために、第三者の立場のお金の専門家であるファイナンシャルプランナーがついています。
ファイナンシャルプランナーはローン、保険等あらゆるお金の知識を持ち、あなたやご家族の方にとってベストな道を選んでいただくためのサポートを行うことができます。
大切なマイホームを手放さないために、最悪の事態を避けるために、まずはやれるべきことをやっていきましょう。
そのために私たちがついています。
ファイナンシャルプランナー 小川 洋平