もしもローンの返済がきつくなったら・・・②
- 2019年07月15日
こんにちは!FPネットLIVRA 代表FPの小川です。
先週に引き続き、もしも住宅ローンの返済がきつくなってしまった場合に取るべき行動についてお伝えします。
先回はまず家計の見直しと、ローンの金利引き下げ交渉についてお伝えしました。
繰り返しになりますが、まずは収入と支出のバランスを改善するのが最優先です。
しかし、それでも改善が難しい場合には早急に金融機関に相談してみましょう。
返済を猶予してくれたり、返済期間を伸ばしてくれるなど、何とかピンチをしのげるように対応してくれる場合があります。
ただし、それはあくまで一時的なものであり、根本的な解決策にはなりません。
何とか返済ができるうちに副業等で収入を増やしたり、奥様が専業主婦の場合はパートを始めたり、パートの方は派遣社員、正社員になるなど、収入を増やすことで対策することも必要です。
勿論、先にお伝えしている家計の見直しは必須事項です。
このように、返済が苦しくなってもやるべきことを一つ一つやっていけば住宅ローンが返済できず、マイホームを手放さなければならない事態を回避できるようになるケースも多いものです。
もしも今働き方改革で残業代が減ってしまい、返済が苦しいという方は今自分達にできることを優先順位をつけて考え直してみましょう。