偽FPに無料で相談すると・・・|住宅ローンの事でお悩みではありませんか?新潟県内は無料で出張相談いたします!

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偽FPに無料で相談すると・・・

2019年08月19日

こんにちは!

 

FPネットLIVRA 代表FPの小川です。

 

 

先日メールでいただいたご質問をご紹介しますね。

 

ここ数年、同じような経験をされている方が増えているように感じますので、警鐘を鳴らすためにも。

 

 

 

現在とあるハウスメーカーで契約し、既に着工している状況でいただいた質問です。

 

 

 

新築を検討している際、ハウスメーカーからFPを紹介してもらい無料で住宅ローンの返済計画や保険の見直し等の相談に乗ってもらった。

 

そのFPは保険会社の社員でもある。

 

 

ローンの返済を目的とした保険と、葬儀代のために夫婦で終身保険を契約、お子さんの進学資金づくりの保険、老後の資金のための個人年金保険と、あれよあれよと保険料の支払い総額が夫婦で毎月10万円を超える金額になってしまいました。

 

進学資金づくりのための保険は相談者様も必要だと思ったので納得しているのですが、終身保険や個人年金であれだけ高額な保険料を支払ってまで必要なのか、もう契約してしまっているのですが疑問に思われたようです。

 

奥様は年金もあてにならないし、老後のために個人年金も終身保険も必要だと言って契約したのですが、そのために私は毎月のお小遣いを減らされてしまい、ランチを我慢したり家族で旅行も控えなければやっていけないようになり、相談者様はストレスに感じておられるようでした。

 

 

そうまでして今から老後のこと考えなければならないのか?

 

 

というご相談です。

 

 

 

遠方だったのでメールで少しアドバイスを返信した程度で、FP協会のHPからお住まいの地域のCFP®認定者を探していただくようにご案内させていただいたのですが、こういった事例はなかなか多いようです。

 

 

 

さて、なぜこの相談者様がこんなことになってしまったのでしょうか?

 

 

本来そんなお金の不安を解消してあげるのがFPの仕事のはずなのに・・・。

 

 

 

 

保険会社の社員でもあるということからお察しできるかもしれませんが、相談したFPが保険屋さんだからです。

 

 

 

本来、ファイナンシャルプランナーは相談いただき、顧客にとってベストな選択肢を一緒に考えることが仕事です。

 

 

住宅ローンを貸す銀行の人の立場では自分の銀行の利益になるローンをできるだけ貸したい、保険会社や保険代理店の社員であれば自社商品、利益になる商品を売りたい、住宅会社の立場の人は家を売りたい。

 

 

金融機関の立場であればお客様が長期固定金利のローンの方が適している場合であっても途中で金利が変わるタイプのローンを貸した方が利益になるため変動金利型、5年、10年の固定金利型のローンを勧めることが多くあります。

 

保険屋さんにとっては保険よりも適した方法がある場合でも保険商品を勧めることになります。

 

住宅会社にとっては家を買わない方が良い金銭的な状況でも家を売りたい。

 

 

売り手の立場の人達の頭の中は基本的にはこのような思考が働きます。

 

 

私も無料相談を行っていたときには自分から保険を契約することのお客様のメリットとして保険以外のお金の相談にも乗れることを打ち出していましたが、ボランティアでやってるわけではありませんのでそこから保険の契約に繋がることを目的としていました。

 

しかし、段々それにストレスを感じるようになり、

 

 

「自分は相談しにきてくれた人にとってベストな方法を寄り添って一緒に考える仕事をしたい」

 

 

そう思って有料相談を始め、保険を収益の中心としたFPの相談を止めることにしました。

 

 

 

売り手の人達には商品を売らなければならない立場があります。

 

相談は無料でも自分が提供できる選択肢の中から最善の選択肢を提供してくれる方も当然中にはいらっしゃいますが、そんな方でも必ず頭のどこかで商品を売ることを考えています。

 

 

営業の立場では自分の販売する商品をいかにして役に立ててもらうかを考えるのが仕事で、他の手段をお客様のために考えるのは営業の仕事ではありません。

 

 

どんなに人間性の良い人、親切な営業マンであってもベストな選択肢は得られないと思っていただいた方が良いでしょう。

 

 

 

 

今回ご質問いただいたケースについても、保険会社の営業の方は自分の営業マンとしてできる範囲で最善の選択肢を提供してくれたのかもしれません。

 

 

お客様が老後に困らないように、自分が販売している年金商品を勧めてくれた。

 

 

でも、本来FPの立場であればそんなカツカツなストレスを感じるような状況になるならば予算を見直しした方が良いかもしれませんし、住宅購入を見直すことも選択肢の一つですよね。

 

また、それでも家が欲しいのならば老後に向けてお金を貯める以外にも、定年退職予定の65歳以降も働くことを選択肢として提供したり、副業で収入を増やすという手段もあります。

 

 

それらの選択肢の中でお客様の考え方や状況に合わせて適切な手段を選び、組み合わせてその人にとってベストな方法を考え、お客様に選んでいただくことが私達FPが本来すべきことです。

 

 

 

 

なので、その保険屋さんがFPとして仕事をしているならば本来ならこのような相談が発生するはずはないのです。

 

 

この問題はFPの看板を掲げた保険屋さんに相談したことにより、相談ではなく保険の商談になってしまったことにあります。

 

 

 

保険の営業マンとしては大変優秀で良心的な人なのかもしれませんが、FPのサービスを求めお客様の立場から考えれば看板に偽りのある偽FPということになってしまいます。

 

 

あなたのニーズが単に「家を考えるから保険を見直したい」 「保険を見直して支出を減らしたい」という保険に関する要望のみでしたら無料で相談に応じてくれる保険屋さんに任せても良いのでしょうが、そうではなく無理せずに返済できる、家づくりで後悔しないために相談したいという場合にはFPの名を語る保険屋さんではなく、しっかり有料相談を行っているプロのFPに相談してください。

 

 

そうでないと今回質問いただいた方のように有料相談の相談料など比較にならない損失になるかもしれません。

 

 

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