中古住宅か新築か悩んだら・・・
- 2019年08月26日
こんにちは!
FPネットLIVRA 代表FPの小川です。
マイホームを考えていくなかで、
「うちには新築なんて無理・・・。どこかに良い中古住宅は無い??」
または、
「中古住宅って買ってみたら後から色んな不具合があって結局お金が掛かるって話も聞いたり、、かといって新築なんて買っても大丈夫なのか不安だし・・・」
など、このようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
新築と中古住宅では1000万円以上差が開くこともあり、悩みどころですよね。
そんなとき、あなたならどうしますか?
そんなとき、購入の判断基準の一つとなるのが
『いくらまでなら買っても大丈夫なのか?』
という適正な予算の上限です。
多くの方は住宅ローンを利用してマイホームを購入することでしょうが、住宅ローンは35年等人生の長い年月をかけておつきあいしていくものです。
今は余裕があったとしても、お子様がいらっしゃる方であれば成長に連れて食費、塾や習い事に掛かるお金、進学費用など、今後大きなお金が必要になってきます。
そんなときにも余裕を持ってローンを返済していけるでしょうか?
また、家族で旅行を楽しみたい、海外旅行にも毎年行きたい、キャンピングカーを買いたい等、ぼんやりとかもしれませんが将来やりたいこと、実現したいこともあるのではないでしょうか?
友人とゆったりカフェに行ったり、お酒を飲みに行ったり、ゴルフに行ったり、車やバイクで遠出をしたり、人それぞれ違うことでしょうが将来やりたいこともあるのではないでしょうか。
しかし、適正な予算をオーバーしてマイホームを購入してしまうと、住宅ローンの返済に追われて
・家族の楽しみにお金を使うことができない
・お子様の進学に必要なお金を準備できない
・老後も貯蓄ができず働き続けなければならない
・家のメンテナンスが必要だけどお金が無くそのまま・・・
なんてことにもなり、最悪の場合はマイホームを手放ししまわなければならないことにもなります。
自分が将来設計を実現するためには幾らまでの予算なら大丈夫なのか、いくらなら買っても大丈夫なのか、新築か中古住宅かを迷う前にまず考えてみましょう。
その方法はまずあなたとご家族の未来予想図『ライフプラン』を考えてみましょう。
①将来やりたいこと、実現したいこと、お子様の進学の予定等、年表のようなものを作ってみます。
実際には難しいかもしれないことでも、まずは書き込んでみましょう。
② ①で考えたライフプランに、それを実現するために必要な金額を書き込んでみます。
③ ②の他に、日常的にいくらお金が掛かりそうか、現在の支出を基準に一生の支出の予想額を計算してみます。今いくら使っているのかわからないという方はまず家計簿をつけることから始めてみましょう。
④将来自分がいくらの収入を得ることができ、③で求めたこれから必要なお金に対してどれくらいプラス、マイナスしているかを計算してみます。この結果、90歳~100歳くらいまで貯金が底をつかない計算になるならば問題ない予算と言えるでしょう。
基本的には小学校で習う算数ででき、インターネットで無料で使えるライフプランソフトもダウンロードすることもでき、最近では金融機関のHPからご自分で計算することもできますので必ずやってみましょう。
「でも、そうは言ってもこれからの人生でいくらお金が掛かるかとかよくわからないし、やってみたけど面倒でよくわからない・・・」
という方もいらっしゃるかもしれません。
そんなときは私達ファイナンシャルプランナーがしっかりサポートし、ライフプラン作成をお手伝い致しますのでお声がけください。
ライフプランを作ることで
・「住宅ローンの返済が苦しい・・・」という状況になるのを回避できる
・住宅ローンを返済しながらもお子様の進学資金や老後の資金を貯蓄できる
・ローンの返済に追われず、趣味や家族の楽しみを実現できる
・自分に合った住宅ローンを選ぶことができる
などのメリットがあります。
そして、今の支出を見直すことで
・中古住宅しか買えなかったのに新築も視野に入れられるようになった
・家族の楽しみ、趣味等を楽しむためのゆとりができた
・老後に十分なお金を貯えることができた
など、このようなことも可能です。
来週はそんな家計の見直しの効果についてお伝えしますね。